PooAH! Report


新入生・新社会人大歓迎ムードで迎えた < PooAH! > 4月号。
春爛漫で気分も軽やかに幕開けです。
1番手でフロアメイキングをしてくれるのは ARITA。
春を意識してか、軽やかなディスコハウスを中心にプレイ。
しかしハードな曲も混ぜながら、緩急をつけたプレイで魅せてくれます。
"軽やか → ハード → 軽やか → ハード ・・・" な流れが
プレイを全く飽きさせなくしています。さすが。
横でライティングさせてもらったおれも思わず力が入ってしまいました。


続いてはアゲまくりのプレイで定評のある HIROSy。
この日もいつものお祭りプレイでがんがんフロアを盛り上げます。
とにかくハードでアッパーな曲を立て続けにプレイして、
みんなの足を全く止めません。
しっかりと下地を作ったところで、ハッピーな曲をどんどんと投入。
待ってましたとばかりにフロアにも火がつきます。
そしてとどめは PIMP の "ROK DA FLOOR"
大アンセムでフロアは熱狂の渦!!!


フロアの熱気がピークに達したところで dj DAICHI 登場。
もちろんこの流れは止まることはありません。
それどころかますますヒートアップしていくばかり。
ハードなミニマルで突っ走るだけ突っ走り、
極めつけとばかりに放つ FLR の "EASY FILTER" には
フロアのお客さんもはじけまくり!
あおる DAICHI とこたえるお客さんとの全力のぶつかりあいで、
フロア全体に強い力が渦巻いているようでした。


その全てを受けていよいよ登場は < GROUND=ZERO > での活躍もめざましい、
< PooAH! > 最強 DJ、NaΣTTo です。
最初からアップテンポなハードハウスで、勢いはそのまま持続していきます。
華麗なテクニックと絶妙の選曲は、DJ をやっている人でなくても
そのすごさを身をもって体験できたことでしょう。
僕なんかは完全にそのプレイに魅せられてしまいました。
途中には民族音楽的な心地いいメロディの曲も使い、
みんなを驚かせていました。
こうしたアクセントのつけ方が本当に魔法のように美しいんです。
その後もトランスを多めにした流れで、お客さんをクライマックスへと
導いていきます。
そして最後は TROUSER ENTHUSIASTS の "Sweet Release" で見事にシメ。
もちろん、お客さんは最高の賛辞であるアンコールを忘れません。
最後の最後まで盛り上げて、春一番の < PooAH! > はお開きになりました。

Text By You-Key


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